【新サクラ大戦 】レビュー 令和に新たに咲く、サクラ大戦シリーズ最新作

「新サクラ大戦」は、SEGAが手掛けるドラマチックアドベンチャーゲーム、いわゆるADVの最新作となっています。サクラ大戦は、1996年からサクラ大戦シリーズとしてサクラ大戦~サクラ大戦Vの5作品が発売されていました。ゲームとしては当初珍しかった、アニメや舞台などのメディアミックスが多数展開されていました。今作はそんなサクラ大戦Vから約14年ぶりのファン待望の新作です。(自分は今作が初プレイですw)

3Dモデリングの技術に裏付けされた、可愛さ満点のキャラ

このシリーズは、日本の大正時代を舞台としていて、帝国華撃団の新隊長に配属された主人公「神山誠十郎」として、帝国華撃団の個性豊かな団員と共に成長し、最大の敵である降魔を打ち倒すまでの物語を楽しむことができます。

今作の一番の魅力は、帝国華撃団員や物語を進める中で出会う様々なキャラクターとの交流です。アドベンチャーゲームなので、当然といえば当然という要素ですけどねw

アドベンチャーゲームで重要なのは、やはりキャラクターであり、キャラクターの魅力を決めるグラフィックが一番大事な要素なのです。新サクラ大戦は、その点は文句なしの出来でした。女性のキャラクターの3Dモデルは僕がプレイしてきたゲームの中で、1番綺麗でかわいかったです。 元のキャラクターデザインの原案の イメージをそのままにモデリングがされており、やっぱり3DモデリングはSEGAが1番だなと改めて感じました。

3Dモデルであるため、モデリングはもちろんのこと、キャラクターの動き(モーション)もキャラクターの魅力を増すポイントです。モーションは、大げさな部部分がありやや芝居じみたところを感じましたが、ゲームとしては大げさな方がよく動く分、見ていて楽しいのでそこは悪い点ではないと思います。細かい動作にも気が配られており、キャラクターの可愛さがさらにアップしていました。

特にヒロインとの好感度が一定以上になると発生する恋愛イベントは最高でした。可愛いキャラの顔が画面間近にまでせまって、ドキッとしてしまいました。これがVRだったら、もっと凄かったと思います。もうこれだけでも「新サクラ大戦」を買う価値があるので、このヒロインとイチャイチャしたいと思ったら、ぜひ買ってみてください。

可愛いだけでなく、モーションが芝居じみているからこそでる面白さもありました。特に、主人公である神山征誠十郎の動きは面白く、中でも下のプレイ動画の場面はシチュエーションと相まって、ツボってしまいましたw

アドベンチャー要素だけではなく、無双アクションも楽しめる

新サクラ大戦はアドベンチャーゲームではありますが、アクションゲームとしての側面もあります。アクションでは、このサクラ大戦シリーズの悪役である「降魔」や物語上で開催される「世界華撃団大戦」という大会の中で、帝国華撃団以外に組織されている世界中の華撃団と戦います。

戦闘では、降魔への戦闘手段として用いられる「霊子甲冑」というロボットに乗り込み戦います。ロボットは男性としては心惹かれるところがあり、華撃団ごとにメカデザインも違いますので、ロボ好きにはたまらないのではないでしょうか。

戦闘システムは、コーエーテクモゲームスのお馴染みのゲームである「無双シリーズ」と似たようなシステムです。弱攻撃と強攻撃を組み合わせてコンボを繰り出し、必殺技ゲージが溜まったら必殺技を繰り出すというのが基本となっています。

戦闘ではキャラごとに特性を持たせており、例えば主人公である神山誠十郎は敵の攻撃をジャストタイミングで回避し敵の体力はある程度減らした後に、一撃で敵を倒せる攻撃を出すことができます。このようにキャラごとに特性を持たせ、戦闘中には主人公とヒロインとで切り替えることができるので、戦闘を飽きることなく楽しむことができます。

また、サクラ大戦の名物と言われる「合体攻撃」もしっかりと用意されており、サクラ大戦ならではの「無双」を味わうことができます。「合体攻撃」は、公式が病気ではないのかと言われるほど衝撃的なものになっていますので必見です。

ただ、戦闘システムでは痒い所に手が届いていない面は感じられました。例えば、ロックした敵を追従してくれるロックオン機能。初穂は攻撃する際に大きく前に移動するのですが、自分で攻撃方向を調整するとあらぬ方向に攻撃してしまい、気づいたら敵が後ろにいるというのがよくありました。また、空中の敵に非常に攻撃が当てにくい。これもロックオン機能がない弊害ですが、攻撃が近距離スタイルのキャラは空中の敵にジャンプして、攻撃範囲の狭い攻撃を当てていかなければなりません。これが中々できないときがあって、僕はイライラしてしまいましたw

総評

グラフィック   5
キャラ      5
ストーリー    2.5
ゲームシステム  2.5
音楽       5

キャラや背景のモデリングは良く、キャラとの交流もキャラのモデリングの良さもあり、あまりの可愛さに悶え死んでしまいそうになるほどでアドベンチャーゲームで最も大事な要素は完璧でした。

音楽も印象的なものが多く、ミニゲーム「こいこい大戦」で好きな音楽を聴きながらこいこいをするのが楽しかった。「ルリルランん 銀座ロマン」、「スタァ誕生」が僕のお気に入りの楽曲です。メインキャラのキャラクターソングよりも、サブヒロインの楽曲の方が個人的には好きでしたw

しかし、ゲームシステムの不親切さを至る所で感じてしまいました。アドベンチャーゲームは、最初に選んだ選択肢と違うものを選び、話の展開がどのように変わるのかを楽しむのが醍醐味。そのような場合には、選択肢前のセーブデータをロードし選択肢を選び直すのが一般的だと思いますが、「新サクラ大戦」ではそれをすることができません。 「新サクラ大戦」では、プレイ途中に任意にセーブすることはできず、オートセーブ機能でセーブされたセーブデータをロードし、選んだ選択肢までプレイする必要があります。

その他にも戦闘でのキーコンフィグができなかったりと、プレイヤーがストレスなくプレイできる環境を整備しきれていないところが多々ありました。

ストーリーも所々違和感を感じてしまうところがありました。「あの話ってどうなったの?」、「なんでこんな状況になってるの?」など話の経緯やいきさつに腑に落ちない場面がちらほら。キャラの魅力がアドベンチャーゲームの魅力の大半を占めるとはいえ、キャラはストーリーがあってこそ生きるもの。違和感なくすんなりと入り込めるストーリーもキャラを引き立たせるには重要です。

ストーリーの構成やゲームシステムに不満点はあるものの、キャラの魅力は最大限まで発揮されている「新サクラ大戦」。大正時代の日本の雰囲気を楽しみつつ、ヒロインとの交流を楽しみたい人にはぜひともおすすめしたい1作です。

おすすめできる人・そうでない人

こんな人にはおすすめ
キャラとの触れ合いを純粋に楽しみ、ストーリーやゲームシステムは特に気にしない人

おすすめできない人
ストーリーやゲームシステムの不備が気になってしまい、キャラとの触れ合いが楽しめない人

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