【Summer Pockets(サマーポケッツ)】全ルートの感想書いたので全体的な感想・レビュー

Summer Pockets略してサマポケを全ルート攻略したので、シナリオなどの評価、個人的に思った疑問の考察などをしたいと思います。

・ヒロインとおすすめ攻略順

・久島 鴎

鴎は自由奔放って感じで、主人公を振り回すタイプのヒロインですね。自分は良かれと思ってやっていた事が、実は恥ずかしいことだったというパターンで恥ずかしがるのが可愛かったです。

・空門 蒼

蒼はいじられキャラで、主人公にとことんいじられるのが面白かった。ものすんごくチョロくて、すぐイケない話に持ってたりする、エッチなことに興味津々な女の子。蒼をいじるのが楽しくて、ついつい変な選択肢を選んでしまいました。

・紬 ヴェンダース

紬はほんわか、ぽわぽわ〜みたいなキャラです。Key恒例?の変な口癖「むぎー」とか言ったりします。自分の感情に素直で、反応がすごく可愛いです。癒されますね。見た目も個人的に一番好みかもしれません。ツインテいいね。

・鳴瀬 しろは

しろはは寡黙というか静かなタイプのキャラです。それゆえに主人公にいろいろいじられる訳ですが、反応が可愛い。芯の強い所もいいですね。個人的に声が好みで、ボソボソというか、ダウナーというかそういう声が好きです。

・おすすめ攻略順

鴎→蒼→紬→しろは

個人的に好きだったルートを後にしてます。完全に個人の好み順です。ぼくは好きなものを後にする派なので、好きなヒロインのルートを後にしてます。

蒼としろはルートは根幹に関わったりするルートなので、気になる人はそちらからどうぞ。

・シナリオ

シナリオは夏休みを各ヒロインと過ごすもので、ほぼ必ず後半に別れがある感じです。泣き要素が絶対あるので、涙脆いひとは毎回泣いてしまうかも。僕は紬ルートが1番泣いてしまいました。ほどよくギャグもあって、しっかり笑わせてくれます。

各ルートでエピローグ的なものがあるんですけど、少し蛇足的なものを感じましたね。エピローグでハッピーエンドとなるのですが、あっさりしすぎというか。ない方が綺麗に終われたような。僕はハッピーエンドが大好きなのですが、今回はなくて良かったかなとか思ってしまいました。

とはいえ、シナリオの完成度はkeyということもあり全体的に高かったです。

・グラフィック

今作はKey作品で原画を担当してきた樋上いたるさんではなく、新たな原画担当の人を迎えています。僕は誰が描いてるかとかのこだわりはないので、絵が好みであれば全然構いません。キャラもみんなしっかり可愛いですしね。ヒロイン以外のキャラの立ち絵なども豊富でした。背景のCGも綺麗で、幻想的な場面ではすごく映えていました。

今作は全年齢向けなので仕方のないことなのですが、少しエッチなシーンのCGがなくて残念でした。お風呂とか。お風呂とか。エクスタシーとかでたら、ちゃんと描いてくれたりするんでしょうか。

あと、立ち絵の差分ももう少しあっても良かったかなと。蒼や紬などの水着の差分とか。むしろ、ヒロインじゃないキャラとかは水着になったりするんですけどね。静久は状況的にその立ち絵だと少し違和感があったりする所があったりしましたし。

基本的にCGは綺麗で、キャラも可愛かったので満足です。

・システム、演出

Key作品としては定番なのか、ミニゲームが豊富にあって面白かったです。代表的なのでいうと、卓球とか島モンとか。それ以外にも小さいミニゲームが至る所にあって、飽きませんでしたね。

演出面もすごく良くて、個人的に1番印象に残ってるのは蒼ルートの所の最後の場面での演出ですね。感動的でした。その他の演出も素晴らしかったです。

CG鑑賞とかBGM鑑賞だけでなく、キャラや背景を自分好みに配置して、スクショを撮るやつもあったりして鑑賞面も豊富です。

・音楽

BGMも良かったです。個人的にピアノを使ったBGMが好きなのですが、特に「夜は短く、空は遠くて」という曲が好きです。ピアノの曲って幻想的で聞いてるだけで、何だか切なくさせられるのがいい。

その他にもギャグの場面に使われるBGMなど、豊富にあります。印象に残るものが多いかも知れません。

・総評

さすがKeyというだけあって、シナリオも綺麗に纏まっていたし、キャラも可愛かったしで大満足の作品でした。多少、謎が少し残ったりする所があった利子ましたが、そこは考察しがいがあるということで。

是非とも夏になったらやって欲しい作品。眩しい夏休みをヒロイン達と一緒に過ごしてみてはいかがでしょう。

・考察

ここからは考察パートということで、個人的に疑問に思ったところを勝手に考察していこうかと。ネタバレ全開なので、気になるひとはブラウザバックしてください。

・瞳は何をしていたのか

しろはのお母さんである瞳。お父さんが亡くなった後に居なくなってしまったのですが、どこに行ったのか。七海が思うにはお父さんに会いに過去に行った訳じゃ無いようですが。僕はてっきりそうだと思っていたんですけど。

七海がしろはちゃんとあの幻想的な世界から帰るときに1人の蝶に「おばあちゃん」と言ってたので、その蝶がおそらく瞳だと思われます。ということは、七海を導くことによって結果的にしろはを救おうとしていたのでしょうか。

だとしても、僕としては瞳はしろはのそばにいるべきだったと思います。今を悲しむことで過去を求めてしまうのならば、瞳がそばにいた方がしろはの悲しむを減らすことができ、過去を求めることはなかったのではないでしょうか。その方が確実な気もします。

でも、それでは根本的な解決にならないからこんな方法を採っているのか。このまま悲しみを紛らわせても、いずれは過去に縋ってしまうから悲しみを克服して欲しいみたいな。それでも、お母さんがいないのは大きい気もします。真意は明言されてないので、何とも言えませんね。

・鏡子さんの存在

鏡子さんは個別のヒロインルートでは、普通のお姉さんでしたが最後の物語であるPocketで一気に謎が深まりました。

鏡子さんは瞳の友人ということで、いろいろ瞳から相談を受けていたそう。終盤では「これで良かったのよね、瞳」と言っていることから瞳から協力を仰がれていたことが予想されます。

また、七海と話している時に同じようなことを話したことがある、と言っていましたがこれもどういうことか。

鏡子さんも瞳と同じく七海を、そして羽依里を導こうとしていたと思います。Pocketsで羽依里を遺品整理を頼んだのも、しろはと出会うきっかけを作るためのはず。

でも、そのためには七海が過去を変えたということが鏡子さんにもわからないと、遺品整理をさせるという行動がとれないと思います。瞳さんから合図を受け取ったりしていたのでしょうか。

七海と同じようなことを話したことがあるというのがよくわからないですね。七海とは1回しか会ってないはずですから。何か特別な力でも持っていたのか。

羽依里にもデジャヴを感じていたように、別の過去の記憶を持っているみたいな力が加藤家にもあったりするのか。そうだとしても、結局関係ないですけど。謎のままです。

・Pocketsとは

タイトルにもある「Pockets」とはいったいどのような意味があるのか。ポケットに関してはそれらしいことを鏡子さんが次のように言及しています。

「子供の頃、外で遊んでいる時に、何か見つけるじゃない」

「それを大事にポケットに入れたりしたことない?」

「でもね。とても大事にしていたはすなのに」

「翌日には忘れたりしてるんだよね」

「それで、いつの間にかなくなってるの」

「でもね、ふと思い出して…ポケットを探るとその欠片が残ってたりするの」

「でも、それが何なのか思い出せないの」

「誰かの大事な何かをそっとしまう場所」

「そうして忘れられた場所」

最初にポケットに入れた時には大事なものだと思っていたのに、いつの間にか忘れている。でも、たとえ忘れていたとしてもそれはきっと大事なものだったはずで。

ふと、気付いた時にはそれが大事なものだったと思い出せるはず。そんな、自分が大事だと思ったものをそっとしまっておく場所。それがポケットなのかな。

夏休みの淡い思い出。大事な思い出だったはずなのに時が経つと忘れてしまっていて。でも、ふと、思い出すとそれが大事な思い出だったことに気づく。

すぐにでも消えてしまいそうな、小さな、夏の大切な思い出。それがタイトルの「Summer Pockets」の意味なのかなと個人的に勝手に思ってます。

考察は以上ということで。まだまだ小さな謎はありますが今一度考えてみると面白いかもしれません。

「Summer Pockets」についての記事はこれが最後だと思われます。本当にいい作品でした。それでは、また。

その眩しさだけは、忘れなかった——。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です