超有名な人とか関係なく、ただ自分の好きなボカロPを紹介するシリーズ第2弾。第2弾はOmoiさんです!
OmoiさんはSakuraiさんとKimuraさんの2人組で活動しており、2013年6月から動画の投稿をしています。Omoiさんは1人で活動していると思い込んでいたので、2人組だと知った時には少しびっくりしました。
最初の投稿からじわりとじわりと人気が上がっていき、今ではマジカルミライ2018のテーマ曲を担当するまでになっています。最初の頃から聞いていた自分としては、別に親でも何でもないんですけど感慨深い気持ちです。人気になってくれてとても嬉しく感じます。
それでは、ここからは個人的に好きな曲を紹介していきます。
・スノウドライヴ
この曲はOmoiさんが初めて投稿した曲であり、Omoiさんの曲の特徴がよく表れていると思います。僕が初めて聞いたOmoiさんの曲がこの曲だったので、思い出深いです。
Omoiさんの特徴といえば何といってもシンセサイザーを主体にしたロックですよね。色々なボカロ曲を聞いていた自分でも、今まで聞いたことの内容な曲調で聞いた瞬間に一発でハマってしまいました。
この激しい曲調とは裏腹にどこか切なさを感じるのもOmoiさんの曲の特徴な気がします。激しく、勢いがあるのにどこか寂しい。そんなギャップがまた一層曲を引き立たせています。
歌詞の解釈としては、思いを伝えようとしたが、思いを伝える前に大切な人がいなくなってしまった人の曲でしょうか。雪が白くきれいに降り積もる日に、大切な人が失くなってしまった知らせを聞く。ならばせめて、君への思いを歌にしよう。
こうした切ない歌詞の曲が割りと多いのも特徴のひとつかもしれません。
この曲は「スノウドライヴ(01.23)」はOmoiさんがセルフカバーされていますので、原曲と合わせて聞いてどこに違いがあるのかを意識して聞いてみるとさらに楽しめると思います。
・全速力協奏曲
この曲は2014年7月に投稿され、この曲がニコニコでOmoiさん初の10万再生を達成となりました。
この曲は先に紹介した「スノウドライヴ」とは打って変わって、Omoiさんの爽やかで勢いのある曲調とあいまって非常に明るい曲です。聞いているだけで、元気が湧いてきそうです。このような明るい曲と切ない曲、全然違ったイメージの曲を書けるのはすごいですよね。
解釈としては、自分の大切な人のために何かを探している人の歌でしょうか。正直よくわかりません。キミに追いつきたくて。キミを守ってみせたくて。キミといっしょに新しい景色を見たくて。キミといっしょに何かを探したい。
個人的に「君は僕のことを 一人にしたけど 同じくらい 二人にもした」という部分の歌詞が好きです。何か好きなんです。
この曲の歌詞に「!」がよく登場すると思いますが、これもOmoiさんの特徴がひとつかもしれません。他の曲の歌詞も見てみると結構見つかったりします。何個あるか探すのも楽しみ方のひとつかも?
・UFO (Synth Rock Cover)
そう、この曲は言わずと知れずあのピンクレディーの名曲「UFO」をOmoiさんがカバーした曲です。今の人たちには原曲の「UFO」を知っている人はあまりいないのかな?当時は「なぜこの曲?」という意外さから、驚きを隠せませんでした。
原曲の「UFO」はどこへやら。Omoiさんの曲として完全に生まれ変わっています。最初の入りの「デデデ デッデッデッ デデデ デッデッデッ」の所のインパクトは半端ない。音圧と勢いが凄すぎて思わず笑ってしまします。曲を手掛ける人によって同じ曲でも全然違った曲になるのが、音楽のすごい所です。
この曲では歌っている初音ミクの他にもコーラスとしてGUMI、鏡音リン、IAが参加しています。Omoiさんの曲のボーカルはほとんど全ては初音ミクなので、他のVOCALOIDが起用されているのは新鮮です。すごくはっちゃけてコーラスを入れてくるので、聞いているこっちも楽しくなってきます。
Omoiさんが歌謡曲をカバーした曲としては他にも「小さな恋のうた」「前前前世」がありますので、興味があればそちらの方も聞いてみてください。
・アンリアル黙示想
この曲は個人的にOmoiさんの中で一番好きな曲です。
Omoiさんのシンセサイザーでのロックが一番感じられる曲な気がします。サビの激しさや、中盤での叩きむようなリズム、溜め込んでから一気に爆発する後半。聞いていると、だんだん体がノッてくるぐらい気持ちのいい曲です。
ただ、そんな曲調とは裏腹に歌詞はとても切ないものになっています。テーマが「拒絶の歌」なので、歌詞は明るいものではありません。そのギャップもまたいい。
解釈はごめんなさい。頭の悪い僕にはわかりませんでした。それでも曲としては一番好きな曲です。
・-ERROR (niki) [Synth Rock Cover]
最後に紹介するのはこの曲です。この曲はnikiさんの「-ERROR」のカバー曲です。
元々、原曲の調声が凄くてVOCALOIDが歌っているとは思えないぐらい感情がこもっています。曲調もすごく壮大というか、訴えかけているような感じで聞いていて鳥肌が立つほどです。
そんな素晴らしい曲をOmoiさんがカバーしたんですからもう期待が高まりますよね。Omoiさんも調声が特徴的で、泣いているような掠れているような声が印象深いです。
このカバーはそんなOmoiさんの調声が見事にマッチングしています。シンセサイザーのアレンジもとてもいいものですが、初音ミクの感情の込め方も本当にすごい。
初音ミクの感情が溢れ出ていて、その熱量を感じて思わす涙が出てしまいます。
ぜひ、一回聞いてみてOmoiさんの調声のすごさを感じてみてください。
・終わりに
いかがだったでしょうか。
今回は今人気急上昇中のOmoiさんを紹介してみました。今後もOmoiさんの活動に目が離せません。
次回は夏真っ盛りということで、夏にぴったりなボカロPを紹介したいと思います。
では、また次回。
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